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豊南自動車広報係

こんにちは。 豊南広報係はいこんぴすとんです。 我が豊南自動車のある大分県佐伯市の見所、行き所をご紹介します。

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エアコンの修理

オペルのエアコンの修理しました。
といっても、詰まりでレシーバー(冷媒を濾過、乾燥させるところ)を変えただけですが。
ここが詰まるとガスが行かなくなるので、スイッチは入るのにエアコンがきかないという現象が起きます。

他の症状としては、レシーバーの入り口のパイプが熱く、出口のパイプが冷えてきます。
つまり、レシーバーが詰まってくると冷媒の通りが悪くなるのでここが霧吹きみたいになって、冷媒が急激に膨張して冷えるべきでないところが冷えてしまうわけですね。
言い換えると、本来車内のエキスパンションバルブというところで行われるべき冷媒の膨張作用が、もっと手前のレシーバーで行われてしまうわけですね。

なので、僕はガスを回収してからこのレシーバーを交換し、ラインを真空引きして回収ガスを入れました。
ここまではどうって事なかったんですが、テストの時にあることに気づきました。

従来のエアコンは凍り付きを防ぐためにある設定温度になるとコンプレッサーのマグネットクラッチが切れるようになってるんですね。
この温度設定は、吹き出し口の温度が大体軽自動車で13℃、普通車で10℃位でしょうか。
ところがこのオペルは4℃になってもクラッチが切れません。
おかげで、僕は「さてはサーモスタットの故障か!?」と焦りました。
さんざん悩んだ末に気づいたのはエンジンルームの車内から出てくる低圧パイプが凍っては溶け、凍っては溶けしている事でした。
正常でなければそのまま凍り付いていくはずなので、
これはどこかで温度調整しているなと思い、「これはこんな車なんだな」ということにしました。

あとでネットで検索してみますと、今の欧州車は、可変容量型コンプレッサーなるものを採用しているものが主流なんだそうですね。
最近ではトヨタも採用しているらしいです。
これはコンプレッサーのスイッチを切らずに中の容量をリアルタイムに変えることができるそうで、静粛性とエンジン効率がいいんだそうです。

でも問題はこのタイプのコンプレッサーにも従来型のクラッチがついている物があるって事だな。
これはメーカーが認可の審査を受ける時点でなるべく燃費を稼ぎたいとの事で、一応コンプレッサーを完全に切る事もできるようにしてるのではないかという事なんですが、あとで修理をする身としては
「クラッチあるのになんで切れん?」
って事にもなるわけですよ。
そして今回僕は見事に悩んだわけですね。
しかし4℃まで冷えないと温度調整しないのもおかしいしなー・・
まあ、こんな車なんでしょうね。
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